建築図面の製本種類とは?|簡易製本で困った時のカンノコピー(TEL:042-378-1600(代)|東京都稲城市矢野口712)

建築図面の製本種類とは?

建築図面の製本種類とは?

2018年11月14日 製本コラム 0

カンノコピーが専門としているのは建築図面の製本です。
現場で多く使われる二つ折り製本や、完成時の引き渡しに必要となる各種契約書類・竣工図を主として製本サービスを提供しております。

建築現場で使われる製本と言ってもその用途に応じていくつかの種類がございます。
そこで今回は、建築図面の製本種類についてお話をしたいと思います。

建築図面の特徴

建築現場で使われる図面の大きな特徴としては以下が挙げられます。

1.サイズ
2.紙の種類
3.必要となる部数
4.用途

製本の種類

・二つ折り製本(簡易製本・観音製本)

一般的に図面を半分に折り出来上がりが図面の半分になる製本を二つ折り製本といいます。
他にも観音製本と言われることもあります。
一般的に建設業界で用いられる現場用・完成図書(竣工図、完成図等)用に使われる製本です。
図面を二つに折り折山の背と各々の図面の端の内側を糊付けした製本です。
ソフトカバー(表紙:ダイヤボード、レザック等)、ハードカバー(3mmの厚紙の表紙)があります。

・袋とじ製本

契約書などに使われる袋とじ製本は、書類と図面を書類の大きさに折込み左側をホチキスで留め製本テープを貼ります。
当社のお客様でも図面枚数が少なければお客様自身で作成する方もいらっしゃいます。
しかし図面枚数が多くなるとホチキスでは留まらなかったり上下、右側がきれいにそろわないことが多く当社にご注文をいただいています。

・折込製本(ハードカバー)

書類やA1、A2、A3図面をA4サイズに折込、ハードカバーの表紙に糊付けした製本です。
契約書として使われます。

・ビス止め製本

書類やA1、A2、A3図面をA4サイズに折込み、4つ穴をあけハードカバーに綴じ込みます。
取り外し可能で主に完成図書として使われます。

製本の金額について

当社では製本代を図面枚数×図面サイズの折、糊づけ代+表紙代で計算します。
製本代に加え、製本用図面のプリント代が必要となります。

また、1冊目~2冊目以降で料金の計算方法も変わってきます。
1冊目はCAD印刷・2冊目以降はPDF印刷を行うことで、よりスピード・コストを最適に調整しています。

図面製本に求められているもの

特に、最近の図面製本に求められていると実感するのは「スピード」です。
それは建築業界全体の工期短縮の流れが非常に大きく影響しています。
製本や書類整備は安全な施工には欠かせないものではありますが、書類にそこまで多くの時間を割けない現場事情も現実です。
安定した品質での製本は当然として、製本データ受領までの手軽さ・すぐに手元に本が届く納品スピードをより一層高めてお役に立てるよう努力を重ねて参ります。


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